お世話になっております。
熊本個別指導教室でも、大牟田個別指導教室でも、「学校の宿題は一生懸命やっているけど、成績が上がらない。」というご相談、よく伺います。
最近の公立中学の宿題といえば、「1ページの自学ノート」正直、成績が上がっていない生徒さんほど、色使いも丁寧だったり、きれいにまとめ上げられていたりで、一見、非常に良いノートであることが多いです。
しかし、実際は理屈で考えても、学校の宿題だけでは学校の成績というものは、上がるはずもありません。
この理屈ですが、一次関数の公式、y=ax+bで考えると分かりやすいのです。
もちろん、全てがそうだとは言えませんが、大体の生徒に割りと当てはまります。
y=成績:単純に順位で考えて頂いてもいいかと思います。
x=時間:純粋に、学習という行動にかける時間です。
a=学習量・内容:学習量と内容。
b=元々の能力:文章理解力や、計算力、論理思考力、自己肯定感といった、単元内容以外での部分。
xの部分ですが、単に毎日の学習が宿題だけだったり、テスト前だけ集中した学習の場合は「0」と考えても差し支えないかと思います。
また、自己肯定感のこじれの可能性もありますが、変に問題1問に時間を掛けすぎていても、伸び率が悪くなってしまいます。
bの能力ですが、意外と多いのですが、少し簡単な小学生の例題です。
480mの道のり分速80mで歩くと、何分掛かるか」という問いの計算式が書けなかったりするケースです。頭の中では直感的に「6分」と分かってはいるのですが、「計算式に」となると、出てこない生徒は、意外に多いです。
これは、頭の中で、「道のり=速さ×時間」といった計算式の関係が、うまく繋がっていないせいだと言えます。
一番下の能力が低くとも、素の能力を鍛えてから学習成績が上がるパターンの生徒さんのグラフ、出来すぎているのではないか?
というご意見はごもっともですが、実はこの例、少なくありません。
blogの中の人が携わった生徒さんの中には、偏差値45以下から、西南大学に合格した生徒もいますし、最近であれば、定期テストで2点▶42点まで上がった生徒さんもいます。
最近は、単純な論理思考が苦手な生徒さんが多くいらっしゃる為、自身が国語の現代文が專門であることを活かして、無料で国語の授業でもやろうかと考えています。
実施する際は、またお知らせさせていただきます。
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