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特別支援学校からの一般高校の進学の可否と将来の生活に関して

 お世話になっております。

 熊本個別指導教室でも、大牟田個別指導教室でも、特別支援学校や、支援クラスに在籍している生徒さんの受け入れは行っております。

 というのも、

 ①マンツーマンの完全個別授業のスタイル

 ②元支援クラスの教員の経験もある講師も在籍している。

 ③塾長(ブログの中の人)の子どもが荒尾支援学校に在籍。

 という3つの部分から、受け入れも行っているのですが、今まで実際に特別支援学校に在籍されている生徒さんの保護者様からのご相談はありませんでした。

 しかし、先日、実際に「特別支援学校▶一般の高校への進学」に関してのご相談のお電話をいただいため、これを機会に諸々と調べてみました。

 

 結論からお伝えしますと、「特別支援学校▶一般の高校への進学」は可能です。


 一般の高校に行くことによって、その生徒さんの将来が広がる可能性もありますが、同時に障害の等級の変化(重度▶軽度)がある可能性もありますので、注意も必要です。

 また、進学先の学校が、生徒さんに対して適切なフォロー体制が準備されているかの確認も必要ですが、ぶっちゃけ、個別にフォロー出来るような体制が既に準備されている高校は、荒尾市・大牟田市では特別支援学校の高等部しかないのではないかと思います。

 特別支援学校の生徒さん、多くは知的障害を持たれている生徒さんになりますが、一般の高校には留年があります。日常的な会話や言動は問題ないにしても、中学3年生で分数のというものを理解できない生徒さんも多数いらっしゃいます。(ちなみに、ブログの中の人の子は、小学6年生ですが日本語が通じません。パパママも言えないのが現状です。)

 そのため、学力によって進級できず、結果的に自主退学となってしまうと、本末転倒になってしまいます。

 上記のことから、個人的にはそのまま支援学校高等部に進学されるのをお勧めいたします。


 ちなみに、「特別支援学校▶一般の高校進学」を考える多くの保護者様が一番最初に思われる動機が、私もそうですが、「子どもの将来」です。

 この将来というのは、お金の面であったり、そもそもの安全性であったりと、諸々あります。

 お金の面だけでいえば、以下の様な形になるかと思います。

 特別支援学校に在籍されている生徒さんの場合、多くは1級~2級になるかと思います。

 これに、就労支援作業所からの賃金が入る形になります。 (リンクは就労継続支援B型事業所に関してのリンクです)

 また、安全面に関しては、将来的には安全面を考えてグループホームなどを検討されるかと思います。ぶっちゃけ、この障害基礎年金だけでグループホームに住めるのか?という疑問がありますが、これは施設によります。

 施設によってはこの障害基礎年金だけでの利用料を設定されている施設もありますし、手出しをする必要がある施設もあります。そのため、施設に直接ご相談されるのがよろしいかと思います。

 

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