お世話になっております。
熊本個別指導教室でも、大牟田個別指導教室でも、生徒さんの授業の半数以上が算数か数学を希望されています。
ぶっちゃけ、算数・数学が得意な人から見ると、「そんなに教えることある?」と疑問に持つ人もいました。ちなみに、これ、過去に知り合った熊本県全域に校舎を持つ有名塾の数学の先生からも同じ事を言ってました。
算数・数学の点数を上げるため、よく練習問題のみを行っている生徒さん、いらっしゃいますが、その練習問題の前に、重要用語、しっかりと理解できていますか?
算数と数学を授業で行う時、生徒さんの多くは「解き方」に注目します。
しかし、「解き方」は「解き方」であって、「内容の理解」とは違ってきます。
以下は「解き方」にしか注目しない生徒さんに「あるある」です。
方程式と文字式の分数の計算において、何故か文字式の計算でも分母を消去して計算してしまう。。。
これは方程式を「解く」ことと、文字式を「計算する」事を混同していることから、起こってしまう一例です。この場合、方程式を「解く」ということをしっかり理解させてやる必要があります。
別の例で言えば、「通分」と「約分」です。
何故か分数の足し算と引き算で、足し算引き算の計算途中で約分そしてしまう。。。正直、かれこれ15年も生徒さんに携わっていると、その様な生徒さんは珍しくありません。
これも、「通分」を何故行うのか。ということと、「約分」とはどういう事かをしっかりと理解させることが重要になってきます。上記の様な間違いを起こしてしまう生徒さんの場合、そもそも「分数」とはどういう数字表記になるのか、ということを理解出来ていなかったりすることも珍しくありません。
この例の生徒さんは非常に多い上に、なかなか抜け出せない生徒さんも珍しくありません。
異分母の計算を遡ってやっていくと、一番最初に「分数」というものを本格的に行うのは、小学校3年生くらいになります。
・小学2年生:分数の概念をつまみ食い。ちょっと触れる程度。
・小学3年生:分数の概念の復習と同分母の計算。このときに帯分数と仮分数にも触れる。
▶このときに、「分数」というものをしっかり理解しておく必要があります。
・小学4年生:同分母の計算。帯分数と仮分数の計算。
▶「帯分数」「仮分数」という言葉の意味をしっかり理解しておく必要があります。
・小学5年生:通分と約分。異分母の足し算引き算。
▶「通分」「約分」の意味と違いと用途を理解しておく必要があります。
・小学6年生:分数の掛け算割り算。小数と分数の表記変換。
▶「約分」というものを、さらに深く理解しておく必要があります。
この様に、分数の計算は割と小学校の中学年から卒業までにかけて、ゆっくりと行っていきます。
ちなみに、中学1年の1学期に行う内容ですが、「5ー(ー1)=6」となる計算の理屈を、しっかりと説明出来ていない生徒さん、ちょっと黄色信号かもです。ちなみに、間違えたら赤信号です。
この場合、「ー(マイナス)」の意味と理屈をよく出来ていない可能性がありますし、「整数」と「自然数」の違いを理解出来ていない可能性もあります。
そうなると、そこから先「自然数を求めよ」とか言われても、意味の分からないことになってしまいます。
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