続けやすい勉強法
- 熊本個別指導教室

- 3月3日
- 読了時間: 4分
お世話になっております。
「勉強しろと言っているけど、やらない。」
よくご相談されます。アルプスの少女の塾で勤め始めた約17年くらい前から、ご相談にお越しになる保護者さんから言われます。

結論です。
幼少期からの習慣じゃない限り、親が言ってもやらないんなら、塾の講師だろうが学校の先生だろうが、ご兄姉だろうが、叔父さん叔母さんだろうが、誰が言ってもやりません。確かに極一部の成功話で出てくることはあります。
よく、我々学習塾の宣伝文句に、「あれだけやらなかったうちの子が!」とかいう宣伝文句を見ます。
しかしながら、これは100人の生徒がいて、100人に「勉強頑張れ!」と言って、たった1人の生徒が「言われて」やり始めたら、声高に言えるわけです。そのような理屈であれば、江口もどれだけでも言えます。
そもそも、それまで全く学習時間をとっていなかった生徒さんが、いきなり「毎日1時間やれ!」というのは、なかなかの苦行です。いわゆる3日坊主という状況になります。
例えるのであれば、「明日からマラソン毎日5km!」と決意して始めたけど、続くケースの方が圧倒的に少ないのと同じですね。
続けやすい勉強法ってあるのか?ということですが、これ、世間一般的に言われている「やる気を出してくれたら!」という言葉とは真逆だったります。実際は、「やる気に頼らないのがコツ」です。
「勉強は大事だと分かっているのに、なかなか続かない」これは多くの人が感じる悩みです。でも実は、続かない原因は意志の弱さではありません。
続く勉強法には、いくつか共通点があります。
① 最初から頑張りすぎない
続かない勉強法の代表例が「今日から毎日2時間!」というスタートです。
最初はやる気があるのでできますが、少し疲れた日、忙しい日が来ると一気に崩れます。
おすすめは「5〜10分」から始めること。短すぎるくらいでちょうどいいです。
単語10個だけ
問題1ページだけ
教科書を1回読むだけ
「これならできる」という量が、継続の土台になります。
② 時間ではなく「行動」で決める
「30分勉強する」と決めると、集中できない日はとても長く感じます。
そこでおすすめなのが、内容ベースの目標です。
この問題を5問解く
このページを理解する
ノートを1ページまとめる
終わりが見えると、脳は安心します。結果的に集中もしやすくなります。
③ 完璧を目指さない
続けられる人ほど、雑に始めます。
ノートが汚くてもOK
分からなくても先に進む
間違えても気にしない
「今日は60点でもやった自分はえらい」この感覚が、勉強を習慣に変えてくれます。
④ 勉強のハードルを下げておく
やる気は「始めてから」出てきます。だから大事なのは、始めるまでの手間を減らすこと。
教科書やノートを机に出しっぱなし
勉強する場所を固定する
使う教材を1つに絞る
「考えなくても始められる状態」を作るのがポイントです。
⑤ 「やった感」を必ず残す
人は成長を実感できないと続きません。
カレンダーに○をつける
チェックリストを消す
勉強時間や内容を一言メモする
小さな達成感の積み重ねが、「気づいたら続いていた」につながります。
まとめ
続けやすい勉強法の正体は、とてもシンプルです。
少なく始める(①、②)
完璧を求めない(③)
習慣に任せる(④、⑤)
勉強は「根性」ではなく、設計です。自分が続けられる形を作った人が、最後まで進めます。



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