高専を目指す受験生に対して、「これだけは行っておきましょう!」といえることです。
高専の受験問題は、当然ですが中学内容の全範囲から出題されます。
この「中学内容の全範囲」というのが割りと曲者で、数学で言えば三平方の定理や、社会で言えば公民の範囲も結構ガッツリ出題されます。
「そんなの当然じゃん」と思われるかもしれませんが、各教科書出版社が公開している、年度学習計画を参考にすると、
三平方の定理の内容は三年生時の1月。。。
公民に至っては7月からスタートし、最終的な環境問題関係の授業が行われるのは2月。。。
下記は東京書籍様のHPです。
おそらく、学校の授業進捗はこの学習計画よりも遅いペースで進みます。
このことから、考えられる最悪なケースとして、
「学校で習ったばかり、最悪習っていない範囲が入試問題で出題されてしまう」
ということです。
※公立高校の入試問題は、各都道府県で作成されるため、最悪習っていない範囲が出題されることはありませんが、習ったばかりの内容が出題されることはあります。
そのため、高専受験を考えている生徒さんが、夏休みに行うべき内容としては、これもまた単純ですが、「最低限、基礎的な内容だけでも自分で進めておく」ということです。
もちろん、3年の夏休みまでの内容の総復習も行っておくべきことになります。
「自分で進める」といっても、かなり大変な事です。
夏休みに入る前から、「自分で進める手段」を考えておきましょう!
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