お世話になっております。
福岡県では推薦入試は継続中ですが、熊本県では推薦入試は撤廃されて、今は「前期入試」に変更されています。
これらの違いですが、ざっくりいうと、
・推薦入試=学校長の推薦が必要になる=学校側が希望者を選抜する。
・前期入試=学校長の推薦は必要ない=受験生は自由に受験できる。
という形になります。
試験はいずれも面接、作文、志望動機書による判断をするところが多いですが、一部実技を課したり、その高校オリジナルの試験を課す様な学校もあります。
ぶっちゃけ、学校の先生というものは、少なからず「やる気のある子どもを応援したい生き物」です。逆を言えば、「やる気のない子どもは別の学校に行ってほしい」と思っている先生がほとんどです。
つまり、極端な表現ですが、「やる気見せたらそんだけ有利!」ということになります。
しかし、ここで困りものですが、将来、「医者・薬剤師、学校教員」といった、「必ず大学に進学する必要がある職種」になりたいいう受験生が、三池工業や玉名工業を志望した場合、どうでしょうか? お門違いになりますし、「もうちょっと(受験する高校の事を)調べて来てほしい」ということになります。
では、上記の様な「必ず大学に進学する必要のある生徒」が、仮に進学校を受験した場合はどうでしょうか?コレもまた以前に働いてくれていた公立高校教員の方から教えていただきました。
この時に見られるのは、単純に「なんで上位校じゃないのか?」ということです。
学校関係者の方には大変申し訳ないのですが、筑後地方であれば、
三池高校よりも伝習館高校、伝習館高校よりも明善高校の方が、国公立大学や医学部・薬学部、全国有名私立大学への進学実績が豊富なのは周知の事実です。
また、同様に、玉名高校よりも第一高校、第一高校よりも済々黌高校・熊本高校という事実も周知の事実です。
そのため、面接官は、「なんで明善高校じゃなくて三池高校なの?伝習館高校なの?」「なんで熊高済々じゃなくて玉名高校なの?」という部分が知りたいのです。
ぶっちゃけ、「大学進学が第一希望!」「部活動と両立したい!」という理由では弱すぎます。そんなことは、どこの高校も「よりよい結果にしたい」と目指して取り組んでます。
もうどれだけの生徒さんにこの手の指導を行ったかは忘れてしまいましたが、全ての生徒さんに「最低限知っておくべきこと」として指導していることは、以下の2点になります。ちなみに、これまで前職から数えて15年、熊本個別指導教室を開校させていただいて5年、高校入試の推薦・前期入試で、がっつり対策を行った生徒さんで、不合格者は1名のみです。
・地区の最上位校の敎育方針、校訓・校是、進学実績。
・志望校の教育方針、校訓・校是、校長の考え、敎育方針と目標、進学実績。
敎育方針や校訓・校是はそうそう変わらないので、最悪この部分だけでもそれなりに志望理由としては成り立つかと思います。
なぜ最上位校も知る必要があるといいますと、これもまた単純です。進学実績で比較したら、最上位校の方がいいのは分かり切っています。
しかし、校訓・校是といった、その学校の敎育の根幹の部分はどうでしょうか?これは各高校微妙に違ってきます。つまり、その違いがその学校への明確な志望動機になり得るということです。
ちなみに、今年も熊本個別指導教室でも、大牟田個別指導教室でも、推薦入試・前期入試の対策は行わせて頂きます。
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