top of page

適応障害

  • 執筆者の写真: 熊本個別指導教室
    熊本個別指導教室
  • 2023年10月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年11月4日

 お世話になっております。

 本日は表題の通りですが、最近、中高生に非常に増えている適応障害という精神疾患。

 昭和の時代であれば、「気が弛んでいる!」「甘えてんじゃない!」などとの叱責からの根性論が展開されていたものです。

 熊本個別指導教室でも、大牟田個別指導教室でも、不登校の生徒さんを受け入れていますが、体感としては、ほとんどの生徒さんがこの適応障害に罹患されているか、それに近いものを感じます。

 適応障害の発症自体、うつ病と比較しても分かりにくく、周囲からするとなかなか判断が難しいところがあります。その中で、大体の共通項としては、以下があります。

  • 遅刻、欠勤が増える

  • 勉強などの能率が落ちてくる

  • 一人でいたがる

  • 身だしなみに気をつかわなくなる

  • 攻撃的な言動がみられるようになる

 適応障害の生徒さんに接する際の注意点として、まずはどんな病気にもいえることですが、腫れ物に触るような接し方は避けた方がいいです。

 相手が言おうとしていることを理解する姿勢が大切。本人が話したがらない様子であれば、「何かあればいつでも話を聞く」くらいのスタンスで丁度よろしいかと思います。

 箇条書きするのであれば、以下の3点です。

  • 干渉しすぎない

  • 否定せず理解を示す

  • 無理強いしない

 また、以下のような言葉は避けましょう。

  • 「甘えでしょ?」

  • 「気持ちの問題でしょ」

  • 「もっと大変な人もいる」

  • 「元気を出して頑張って」

  • 「これからどうすんの?」

 では、どのような言葉を掛けるのが良いのか?ということですが、以下の様に、プレッシャーを与えず、安心感を与えたり、存在の肯定をするような言葉がよろしいかと思います。

  • 「悩んでいることがあれば話を聞くよ」

  • 「今は何も心配せずゆっくり休んでいいんだよ」

  • 「よく頑張ったね」

  • 「できるかぎりサポートするから大丈夫」

 適応障害の生徒さんへできるサポートには、「変化への気づき」と「環境の調整」があります。適応障害への理解とともに、自分ができる範囲でサポートすることで、早期の改善を目指すことができます。


#大牟田個別指導教室 #熊本個別指導教室 #大牟田個別 #大牟田中学生個別

#大牟田小学生個別 #大牟田受験対策個別 #荒尾個別 #荒尾中学生個別 

#荒尾小学生個別 #荒尾受験対策個別 #明光学園中学受験対策

#大牟田市定期テスト対策 #荒尾市定期テスト対策 #明光学園中学入試対策


 
 
 

最新記事

すべて表示
入学金の二重払い

お世話になっております。  熊本個別指導教室でも、大牟田個別指導教室でも、大学受験生を受け入れているのですが、私立大学と国公立大学と、入学金の2重払いに頭を悩ませる保護者さんも多いようです。  この入学金ですが、最高裁判所が06年、入学金は「大学側が入学できる地位を与える対価」としての費用とのことで、大学側は変換する義務は無いと判断されています。  詳しくはこちら↓ https://news.ya

 
 
 
中学受験における国語読解力の重要性

お世話になっております。  私立中学受験まで、あと2ヶ月半といったところになってきました。  熊本個別指導教室も、大牟田個別指導教室も、公立中高一貫校と、大牟田中学・明光学園中学しか対応はしておりませんが、中には特待生を目指す強者な生徒さんもいらっしゃいます。  追い込みのこの時期ですが、ここで大きく伸び悩む生徒さん、共通点があります。  体感的にではありますが、こういう伸び悩む生徒さん、単純に国

 
 
 

コメント


bottom of page