お世話になっております。
昨今よく耳にする、この自己肯定感という言葉。
一言で言えば、「自分への自信」です。
つまり、自己肯定感が高い子は、保護者様方がよく言われる、「自分に自信を持てる子になって欲しい」という形になります。
では、この自己肯定感、どのようにして変化させていくのか?
極端な表現になってしまいますが、「お前はダメなヤツだ!」という姿勢を崩さず接し続けると、「自分は何をやってもダメなヤツ」と、自己肯定感が低い子になってしまう傾向が高いですし、「君って何やらせても最高!」となると、「自分がやるから大丈夫!問題なし!」と、自己肯定感の高くなる傾向が高いです。
以下は自己肯定感を高めるためのポイントです。
保護者や学校の先生等、周囲の大人は、生徒さんが以下の様に考える様に、仕向けて行く必要があります。
①現状を認める
自己肯定感の高い子に関しては、そのまま自分の道を貫いてほしいところですが、逆に低い子の場合、どうやって高めたらいいのか?というご相談を受けます。
この場合、まずは自分(生徒さん)の現状を認めることからです。
つまり、、現状出来ない自分(生徒さん)を、前向きに認めることからのスタートです。
②気持ちを切り替える
現状を認めると、どうにも気分が落ち込んだりすることもあると思います。
「音楽療法」という言葉もある通り、音楽には気分を落ち着けたり、切り替えたりすることができます。その他、瞑想をしてみたり、少し体を動かしてみたりと、気持ちを切り替えるように仕向けてみましょう。切り替えれたなら、行動開始です。
③失敗を否定しない
勉強なり、部活なり、行動を起こすと失敗することのほうが多く記憶に残ってしまいます。
しかし、この失敗にばかり囚われすぎても仕方ないので、反省しすぎたり、否定し続けたりせず、失敗の中でも自分(生徒さん)を褒めるところを探し、今の自身(生徒さん)を冷静に認めます。
ぶっちゃけ、誰でも失敗なんかありますので、失敗したことよりも、挑戦していることに目を向けましょう。そして、成功するまでやってみる!やらせてみる!
もちろん、何回失敗しても、自分(生徒さん)を褒めるところを探しましょう!
④自分の言動を肯定的な表現になるように意識してみる
いわゆる、「やれば出来る!」の精神です。よく、「自分には無理!」という生徒さんもいます。しかし、ここで一つ。「その行動はやってみたのか?」ということです。「自分には無理!」▶「やればできるかも!」という方向に、言葉や意識を向けてみることが重要です。
特に、言葉は重要です。「言霊」という言葉がある通り、言葉には力があります。
⑤自分の感情や意志を大切にする。
「だがしかし!」という考え方です。自己肯定感が低いと、他人の目が気になりがちですし、「嫌われないためにどうすればいいか」という部分に意識も向きがちです。
だがしかし!本来、自分は自分だけのものです。自分の感情や意志を尊重する事は非常に大事なことですし、そうしなければ見えてこないこともあります。
つまり、自己肯定感を高めることは、自分自身が自分自身を大事にする事に繋がります。
ご参考いただければ幸いです。
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