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幸福というもの:ドラゴン桜2から学ぶ①

 お世話絵になっております。

 ちょっと最近、熊本個別指導教室、大牟田個別指導教室で、フリースクールコースを開設するための準備に追われております。

 荒尾市教育委員会教育長の浦部先生、明光学園の諸田校長先生、お忙しいのにお時間作っていただき、その上アドバイスまでいただき、誠にありがとうございます。

 お二人のお話を参考にして、さらに良いサービスで実施できればと思います。

 

 はい、表題の件ですが、今の小中高生、「自分は幸福である」と思う生徒さん、15年前と比較して、結構少なっている印象です。

 幸福とは何のか?ドラゴン桜2でもありましたが、共通項として、食べるため+ちょっと趣味に使える程度の「お金」と、不調を感じず心配のない「健康」な体があることではないかと思います。

 日本国内において、不意の事故に巻き込まれたりという部分はあれど、明日の自分の命の心配はほぼありませんので、「安全」という部分では間違いなく世界各国上位の「安全」が提供されているかと思います。

 そのため、「安全がある」ことは前提として、ちょっと想像してみてください


ケース1:とある業界では有数の人物であるし、個人では使いきれない程のお金をもらっている。しかし、プライベートが無いほど仕事は立て込んでいるし、プライベートが無いほど一挙一足が常にテレビ報道されてしまうし、有名ゆえにアンチが絶えない。おまけに常時頭痛と全身のだるさに苛まれている状態。一言で言えば、お金はあるけど自分の時間は無い上に常に小言は言われるから極度にメンタルと体、共に不健康な状態。


ケース2:健康には全くもって問題なく、当然走ることもできるし、毎朝しっかり起きることもできる。しかし、食べることに困るくらい、お金が無い。もちろん趣味なんか持てるはずもない。一言で言えば、健康には何の心配も無い体だけど、お金は全然無い。


 はい。このケース1とケース2、どちらがより幸福であると思えるでしょうか?

 「お金持ちではあるけど、いつ入院するか分からないくらい、かなり不健康」。もう片方は、「お金は全然無いけど健康には全く心配の無い体」。

 正直、真ん中は無いのか?と突っ込まれそうですので、真ん中も作りましょう。


ケース3:健康にはちょっと心配な部分はあるけど、ごく普通に走れるし、差し当たって大病はない。普通に自分のプライベートな時間もあるし、それなりに仕事にも追われているし、周囲には若干の小言も言われるけど、褒められる事もある。それなりにプライベートな時間も確保できるし、差し当たって食べる分には全く困らない程度の収入もあるし、若干の趣味に使えるお金もある。一言で言えば、食べるものには不自由はあれど心配はなく、若干趣味に使える程度のお金はあり、体もそこそこに健康体。


 こうやって、ケース1とケース2の真ん中である、「お金は生活+趣味に若干の不自由はあれど心配はなく、体もそこそこに健康体であるケース3」が入ると、圧倒的にケース3が支持されそうですし、この文章の中の人もケース3がいいです(笑)。

 ちなみに、どういう人を想定したかというと、ケース1は内閣総理大臣である岸田氏。ケース2はホームレスの方々。ケース3は一般的な親御さん世代の、いわゆるフツーの大人です。


 いかがでしょうか?こう考えると、ケース1は「お金はあるし、有名でも、常に健康の心配があるんじゃねぇ。。」と思われるかもしれませんし、ケース2も、「健康でも食べるものに困るくらいお金がないんじゃねぇ。。」と思われるかもしまうかもしれません。

 このことから、幸福を感じる前提として、「生活していくお金」と「入院の心配の無い健康」があることは前提となります。

 では、そのどちらも保証されている現在の学生の皆さんが、幸福を感じない理由。

 これに関しては、また書かせていただきます。


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