top of page

承認欲求と不登校の関係「やる気がない」では説明できない本当の理由

  • 執筆者の写真: 熊本個別指導教室
    熊本個別指導教室
  • 5月2日
  • 読了時間: 4分

 お世話になっております。

 熊本個別指導教室でも、大牟田個別指導教室でも、年度により多少の変動はありますが、不登校の生徒さんも通ってくれています。

 不登校について相談を受ける中で、非常に多く感じるのが「この子はやる気がないわけではない」というケースです。

 むしろ逆で、人一倍「認められたい」という気持ちが強い子ほど、不登校になりやすいという現実があります。

 今回は、承認欲求と不登校の関係を整理しながら、保護者の方が気をつけるべきポイントまで踏み込んで解説します。


■ 承認欲求とは何か?

 心理学では、マズローの欲求階層説の中で「他者から認められたい」という欲求として説明されています。

・褒められたい・認められたい・自分の価値を感じたい

 これは決してわがままではなく、人が健全に成長するために必要なエネルギーです。


■ なぜ不登校につながるのか?

① 学校で「認められない」と感じる

 学校はどうしても評価がつきまとう場所です。

・テストの点数・先生からの評価・友人関係

 ここでうまくいかないと、子どもはこう感じます。

「ここにいても意味がない」「どうせ自分はダメだ」

 すると学校は、「行くべき場所」ではなく「傷つく場所」になります。

② 承認欲求が強い子ほど傷つきやすい

 意外かもしれませんが、不登校の子は「無関心」ではなく「敏感」です。

・ちょっとした一言で落ち込む・他人の評価を強く気にする

 だからこそ、否定されたと感じた瞬間のダメージが大きくなります。

 結果として、「行かない」という選択をとります。

③ 家庭で承認が不足している場合

 家庭で次のような状態が続くと、

・結果ばかり見られる・他の子と比較される・ミスを強く指摘される

 子どもは外(学校)に承認を求めます。

 しかし学校でもうまくいかないと、どこにも居場所がない状態になります。

④ SNS・ゲームとの関係

 現代ではここも重要です。

・SNS → すぐに「いいね」がもらえる・ゲーム → 努力がすぐ成果になる

 つまり、学校よりも簡単に承認が得られる場所があるということです。

 結果として、学校は「頑張っても報われにくい場所」になってしまいます。


■ 本質:不登校は「逃げ」ではない

 よくある誤解ですが、

 不登校=甘え不登校=やる気がない

 ではありません。

 本質はむしろ逆で、「これ以上傷つかないための防御反応」です。


■ 保護者がやってはいけないこと(重要)

 ここを間違えると、状況は悪化します。

① 無理に学校へ行かせる「とにかく行け」「みんな行ってる」

 → 傷つく場所に戻れと言っているのと同じ

② 結果で評価する「なんでこんな点数なの?」

 → 自己否定が強まる

③ 他の子と比較する「○○くんはできてるのに」

 → 承認を奪う行為になる

④ 原因を一つに決めつける「ゲームのせい」「甘え」

 → 理解されていないと感じる

⑤ すぐ解決しようとする「いつから行けるの?」

 → 不登校は整えるもの


■ ではどうすればいいのか?

① 存在を認める何もしていなくてもOKいるだけで価値がある

② 承認の場所を増やす勉強以外でもいい小さな成功体験を積む

③ 他人評価から自己評価へどう思われるか → 自分が納得できるか


■ 最後に

 不登校の子どもは、弱いのではなく「感じる力が強い」ことが多いです。

 だからこそ、傷つきやすい反面、回復力もあります。

 重要なのは、安心して承認される環境をつくることです。



 
 
 

コメント


2018.7開校 2021.12法人登記

〒864−0031
熊本県荒尾市川登1867−5

〒836-0802
福岡県大牟田市日出町1丁目4−1

お問い合わせはこちら

以下のフォームにご記入の上、送信ボタンをクリックしてください。
熊本個別指導教室
大牟田個別指導教室
熊本個別指導教室 フリースクールコース

ウィルス感染対策の措置について

当教室では以下の形でウイルス対策を取らせていただいております。

①不織布マスクの用意しております。ご自由にご利用ください。

②次亜塩素酸水を50ppm程度に薄めたものを加湿器で噴出させることで常時空間除菌をしております。

 次亜塩素酸水に関してはこちらをご参照ください。

③教室入り口にて、アルコールジェルを設置しております。出入りの際にご利用くださいませ。

④お手洗い前の洗面台にて、うがい薬と紙コップを設置しております。こちらもご自由にご利用くださいませ。

​⑤定期的に窓を開けての換気を行っております。

bottom of page