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「間違えたくない…」が強すぎる子ども

  • 執筆者の写真: 熊本個別指導教室
    熊本個別指導教室
  • 5月7日
  • 読了時間: 4分

「間違えたくない…」が強すぎる子どもたちへ

 お世話になっております。

「答えが分からないなら発表したくない」「間違えるくらいなら、やらない方がいい」「100点じゃないと嫌だ」

 熊本個別指導教室でも、大牟田個別指導教室でも、最近、こうした“間違えることを極端に嫌がる子ども”が増えていると感じます。

 もちろん、「失敗したくない」と思うこと自体は自然なことです。しかし、その気持ちが強くなりすぎると、勉強だけでなく、子どもの成長そのものを止めてしまうことがあります。

 今回は、「間違えることを怖がる子ども」の心理と、保護者ができる関わり方について考えてみたいと思います。

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【「間違える=怖い」と感じる理由】

 子どもが間違いを怖がる背景には、さまざまな理由があります。

 例えば、

・間違えた時に強く叱られた・他の子と比較された・「なんでこんなのも分からないの?」と言われた・テストの点数ばかり見られた

 こうした経験が積み重なると、子どもの中で、

 「間違えること=怒られること」

 になってしまいます。

 すると、脳は“挑戦”よりも“失敗回避”を優先するようになります。

 つまり、

・分からない問題を避ける・新しいことに挑戦しない・自信がなくなる・空欄が増える

 という状態につながっていくのです。

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【実は「間違えた瞬間」に脳は成長している】

 ここは非常に大切なポイントです。

 人の脳は、

・自分の予想・実際の結果・そのズレ

 を比較した時に強く成長します。

 つまり、

 「間違えた → 修正した」

 この瞬間こそ、最も学習効果が高いのです。

 逆に、

・答えを写すだけ・解ける問題だけやる・正解を確認するだけ

 では、本当の意味での理解は深まりにくいと言われています。

 勉強とは本来、

「間違いながら理解を深めていく作業」

 なのです。

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【真面目な子ほど危ないこともある】

 実は、「間違えたくない」が強い子は、真面目で頑張り屋な子が多いです。

 周囲から、

・頭がいいね・できる子だね・すごいね

 と言われ続けることで、

「できない自分には価値がない」

 と感じてしまう場合があります。

 すると、「失敗」は単なるミスではなく、“自分の価値が下がること”のように感じられてしまうのです。

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【保護者がやってはいけないこと】

❌ 「なんでこんなの間違えるの?」

 この言葉は、大人が思う以上に強く残ります。

 子どもは、

「間違えると否定される」

 と感じやすくなるからです。

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❌ 点数だけを見る

「90点?あと10点は?」「○○ちゃんは100点だったよ」

 これも、失敗への恐怖を強めやすくなります。

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❌ すぐ答えを教える

 失敗を怖がる子ほど、「考える」より「安全な答え」を求めがちです。

 そこで即座に答えを与え続けると、

「自分で考えなくてもいい」

 状態になってしまいます。

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【では、どう接すればよいのでしょうか?】

◎ 「挑戦したこと」を褒める

 結果だけではなく、

・ちゃんと考えたね・挑戦したのが良かった・この間違いは成長につながるよ

 と、“考えた過程”を見ることが大切です。

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◎ 大人が失敗する姿を見せる

 子どもは、「大人は間違えない」と思いがちです。

 だからこそ、

・あ、間違えた!・やり直そう・失敗したけど勉強になった

 という姿を見せることで、

「間違えても大丈夫なんだ」

 と思いやすくなります。

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◎ 「分からない」を言いやすくする

 実は、

「分からない」と言える子は強い

 です。

 なぜなら、そこから学び直せるからです。

 逆に、本当に危険なのは、

・分からなくても黙る・空欄でごまかす・挑戦しなくなる

 状態です。

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【子どもに本当に必要なもの】

 これからの時代は、正解を早く出す力だけではなく、

・試行錯誤する力・挑戦する力・修正する力

 が非常に重要になります。

 そのためには、

「失敗しても大丈夫」

 と思える環境が必要です。

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【最後に】

 勉強ができる子と、長く伸び続ける子は、必ずしも同じではありません。

 本当に伸びる子は、

・間違えて・修正して・再挑戦して・少しずつ前に進める子

 です。

 だからこそ、大人が子どもに伝えたいのは、

「失敗するな」

 ではなく、

「失敗しても大丈夫。一緒に考えよう」

 なのかもしれません。


 
 
 

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