理科・社会の点数を上げるために、まず大切にしたい暗記の仕方

お世話になっております。
理科や社会の点数がなかなか伸びないとき、まず見直したいのが「暗記の仕方」です。
特に、理科や社会が20点前後で止まっている場合、単に「勉強時間が足りない」というだけではなく、覚えたことをテストで使える形にできていないことが多くあります。
教科書を読んだ。ノートにまとめた。ワークを一度解いた。
それでも点数につながらない場合は、勉強のやり方を少し変える必要があります。
まずは学校ワークを中心にする
理科・社会の勉強で最初に大切なのは、学校ワークをしっかり使うことです。
もちろん教科書を読むことも大切ですが、苦手な生徒さんの場合、教科書を最初から最後まで読もうとすると、量が多くて途中で疲れてしまうことがあります。
そのため、まずは学校ワークを使って、
「どの用語がよく出るのか」「どのような聞かれ方をするのか」「自分はどこがわかっていないのか」を確認することが大切です。
おすすめは、
ワークを解く→ わからなかったところを教科書で確認する→ もう一度ワークを解く
という流れです。
最初から完璧に覚えようとしなくても構いません。まずは、テストに出やすい内容に何度もふれることが重要です。
「読むだけ」の暗記から卒業する
理科・社会が苦手な生徒さんに多いのが、教科書やノートを眺めるだけの勉強です。
もちろん読むことも必要ですが、それだけではテスト本番で答えを思い出せないことがあります。
暗記で大切なのは、
見る→ 隠す→ 言う→ 確認する
という流れです。
たとえば社会であれば、
「鎌倉幕府を開いた人物は?」→ 答えを隠す→ 「源頼朝」と言ってみる→ 答えを確認する
理科であれば、
「植物が光を受けてデンプンを作るはたらきは?」→ 答えを隠す→ 「光合成」と言ってみる→ 答えを確認する
このように、ただ見るだけではなく、自分の頭の中から答えを出す練習を入れることが大切です。
テストは、答えを見る場ではなく、思い出す場です。だからこそ、普段の勉強でも「思い出す練習」をしておく必要があります。
間違えた問題こそ、点数アップの材料になる
ワークを解いて間違えたとき、そこで終わってしまうのはもったいないです。
間違えた問題は、自分にとっての弱点です。つまり、そこを覚え直せば点数アップにつながる可能性が高いということです。
ただし、すべてをノートにまとめ直したり、すべてを暗記カードにしたりする必要はありません。
おすすめは、間違えた問題だけを暗記カードやチェックリストにすることです。
たとえば、
表:酸素を発生させる実験で使う液体は?裏:うすい過酸化水素水
表:江戸幕府を開いた人物は?裏:徳川家康
このように、自分が間違えた問題だけを集めておくと、効率よく復習できます。
1回で覚えようとしない
暗記が苦手な生徒さんほど、1回で覚えられないと「自分は暗記が苦手だ」と思ってしまいがちです。
しかし、理科・社会の内容は、1回見ただけで完璧に覚えられるものではありません。
大切なのは、短い時間で何回もくり返すことです。
たとえば、
1回目:10分
2回目:翌日に5分
3回目:3日後に5分
4回目:テスト前にもう一度
このように、何度もふれることで少しずつ記憶に残っていきます。
長時間まとめて勉強するよりも、短時間でも回数を増やす方が、暗記には効果的です。
理科は「用語+意味+理由」で覚える
理科は、用語だけを覚えても点数が伸びにくい教科です。
たとえば、
光合成=植物が光を使ってデンプンを作るはたらき
というように、言葉と意味をセットで覚える必要があります。
また、理科では実験に関する問題もよく出ます。 「なぜ葉をアルコールで温めるのか」「なぜ石灰水が白くにごるのか」「なぜ電流計は直列につなぐのか」
このような問題では、ただ用語を覚えているだけでは対応できません。
理科では、
用語を覚える→ 意味を説明できるようにする→ 実験の理由を確認する
という流れを意識するとよいです。
社会は「流れ」と「セット」で覚える
社会は、用語をバラバラに覚えるだけだと忘れやすくなります。
歴史であれば、
出来事→ 原因→ 結果
の流れで覚えることが大切です。
たとえば、
黒船来航→ 日本に開国を求めた→ 日米和親条約が結ばれた→ 鎖国が終わる方向へ進んだ
というように、出来事を一つずつつなげていくと、記憶に残りやすくなります。
地理であれば、
地域名→ 気候→ 産業→ 特徴
をセットで覚えるとよいです。
たとえば、
北海道→ 冷涼な気候→ 酪農・畑作→ 広い土地を利用した農業
というように、関連づけて覚えることで、選択問題や記述問題にも対応しやすくなります。
公民であれば、
用語→ 意味→ 具体例
を意識しましょう。
三権分立→ 権力を分けて、集中を防ぐしくみ→ 国会・内閣・裁判所
このように、言葉だけでなく中身まで説明できるようにすることが大切です。
まずは40点〜50点を目指す
理科・社会が20点前後の場合、いきなり80点を目指そうとすると、やることが多すぎて苦しくなってしまいます。
まずは、
学校ワークの基本問題を答えられるようにする一問一答で重要語句を覚える間違えた問題を2回以上解き直す
この3つを徹底して、40点〜50点を目指すのが現実的です。
20点から40点、50点に上げるためには、難しい応用問題よりも、まずは基本問題を確実に取ることが大切です。
まとめ
理科・社会の暗記で大切なのは、きれいなノートを作ることではありません。
大切なのは、覚えたことを思い出せるようにすることです。
そのためには、
学校ワークを中心にする読むだけでなく、隠して言う間違えた問題を何度も復習する理科は「意味」と「理由」まで覚える社会は「流れ」と「セット」で覚える
という勉強が効果的です。
理科・社会は、正しいやり方でくり返せば点数が伸びやすい教科です。
まずは基本問題をしっかり固め、少しずつ「わかる」「覚えている」「答えられる」を増やしていきましょう。




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