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AIをうまく使うために必要な能力とは?

  • 執筆者の写真: 熊本個別指導教室
    熊本個別指導教室
  • 3 分前
  • 読了時間: 4分

 

 最近では、勉強や仕事、文章作成、画像制作など、さまざまな場面でAIが使われるようになりました。ちょっと将来を悲観する人たちは、「AIに仕事を持っていかれる!」とか騒ぐ方もいらしゃいます(かく言う江口も近い将来、単純に勉強だけを教える「塾講師」や「予備校講師」は消えてしまうと考えています)。

 

 しかし、AIを使えば誰でもすぐに良い結果を出せる、というわけではありません。

AIを便利に使いこなすためには、いくつかの大切な能力があります。

 今回は、AIをうまく使うために必要な力について紹介します。

 

1.目的をはっきりさせる力

 まず大切なのは、AIを使って何をしたいのかを明確にすることです。

 たとえば、

「数学について教えてください」

 と質問するだけでは、どの学年の、どの単元を、どのくらい詳しく説明すればよいのか、AIには分かりません。

 一方で、

「中学2年生向けに、連立方程式の代入法を、具体例を使って説明してください」

 と伝えれば、希望に近い回答が返ってきやすくなります。

 AIを使う前に、

「何を知りたいのか」

「何を作りたいのか」

「誰に向けたものなのか」

 を考えることが大切です。


2.質問を具体的にする力

 AIは、質問や指示が具体的であるほど、良い回答を出しやすくなります。

 質問するときには、次のような条件を加えると効果的です。

・対象となる人

・目的

・難易度

・文章の長さ

・説明の方法

・出力してほしい形式

 たとえば、

「小学6年生でも分かる言葉で、具体例を2つ入れて、300字程度で説明してください」

 と頼めば、読み手や文章量に合わせた回答が得られます。

 AIに質問する力とは、難しい言葉を使うことではありません。

 自分が求めていることを、できるだけ具体的に伝える力です。


3.答えを疑い、確かめる力

 AIは非常に便利ですが、いつでも正しい答えを出すとは限りません。

 ときには、間違った内容を、もっともらしく説明することもあります。

 そのため、AIの回答をそのまま信じるのではなく、

「この情報は本当に正しいのか」

 と確認する姿勢が必要です。

 特に注意したいのは、次のような内容です。

・入試制度

・法律や規則

・医療や健康

・お金や投資

・最新のニュース

・商品の価格や仕様

 こうした情報は、学校や自治体、企業などの公式サイトで確認することが大切です。

 AIは情報を探すきっかけにはなりますが、最終確認まで任せきりにしてはいけません。


4.答えを修正させる力

 AIの最初の回答が、必ずしも自分の希望どおりになるとは限りません。

 しかし、一度の回答で諦める必要はありません。

 たとえば、

「もう少し簡単にしてください」

「具体例を増やしてください」

「小学生向けに書き直してください」

「この部分は残して、全体を短くしてください」

 と追加で伝えることで、回答を少しずつ改善できます。

 AIは、一度だけ質問して終わる道具ではありません。

 対話を重ねながら、自分の求める形に近づけていくことが大切です。


5.自分で考える力

 AIを使ううえで、最も大切なのは自分で考える力です。

 AIは、

・情報を整理する

・文章の下書きを作る

・アイデアを出す

・練習問題を作る

・別の考え方を示す

 といった作業を得意としています。

 しかし、どの答えを採用するのか、何を大切にするのか、最終的にどう判断するのかは、人間が決めなければなりません。

 AIにすべてを任せてしまうと、自分で考える機会が減ってしまいます。

 特に勉強では、答えだけを出してもらうのではなく、

「なぜそうなるのか」

「別の解き方はないか」

「自分の考えのどこが間違っていたのか」

 を確認するために使うことが大切です。


AIは「自分の代わり」ではなく「自分を助ける道具」

 AIをうまく使う人は、AIにすべてを任せているわけではありません。

 自分で目的を決め、AIに作業を手伝わせ、出てきた答えを確認し、必要に応じて修正しています。

 つまり、AIを使うために必要なのは、単なる質問の技術ではありません。

必要なのは、

 考える力、伝える力、確かめる力、改善する力

です。

 AIは、自分の代わりに考えてくれる存在ではなく、自分の考えを広げたり、作業を効率化したりするための道具です。

 大切なのは、AIに使われるのではなく、自分の目的に合わせてAIを使うことです。



 
 
 

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