中1ギャップでよくある質問:なぜ「3x+4」は「7x」にならない理由

お世話になっております。
いわゆる数学の中1ギャップでよくある質問+よくある間違いです。
熊本個別指導教室でも、大牟田個別指導教室でも、この辺は結構力入れます。
文字式を習い始めると、多くの人が一度はこんな疑問を持ちます。
「3x+4は、3+4をして7xにならないの?」
数字だけを見ると、3+4=7なので、つい7xとしたくなります。
しかし、
3x+4は7xにはなりません。
今回は、その理由をできるだけ分かりやすく説明します。
3xは「xが3個」という意味
まず、3xの意味を考えてみましょう。
3xは、
x+x+x
という意味です。
つまり、「xが3個ある」ということです。
そのため、3x+4は、
x+x+x+4
と表すことができます。
ここで注目したいのは、3xにはxがついていますが、4にはxがついていないという点です。
3xと4は、同じ種類のものではありません。
そのため、3と4だけを足して7xにすることはできないのです。
りんごとみかんで考えてみよう
文字式が分かりにくいときは、具体的なものに置き換えて考えると理解しやすくなります。
たとえば、
りんご3個+みかん4個
があったとします。
全部合わせて「果物7個」と言うことはできます。
しかし、
りんご7個
とは言えません。
りんごとみかんは、同じ果物の仲間ではありますが、種類が違うからです。
これと同じように、
3xと4も種類が違う
ため、そのまま1つにまとめることはできません。
まとめられるのは「同じ種類」だけ
文字式では、同じ文字がついている項だけをまとめることができます。
たとえば、
3x+4x=7x
です。
これは、
xが3個+xが4個=xが7個
という意味なので、まとめることができます。
一方で、
3x+4
では、4にxがついていません。
そのため、
3x+4
のままになります。
大切なのは、
文字の部分が同じものだけをまとめる
ということです。
数字を入れて確かめてみよう
本当に3x+4と7xが違うのか、実際に数字を入れて確認してみましょう。
x=2とします。
まず、3x+4は、
3×2+4=6+4=10
となります。
一方で、7xは、
7×2=14
となります。
3x+4は10、7xは14です。
答えが違うので、
3x+4≠7x
であることが分かります。
では「3x+4=7x」は間違いなの?
ここで少し注意が必要です。
3x+4を計算して7xにすることはできません。
しかし、
3x+4=7x
という方程式を書くこと自体は間違いではありません。
この式は、
「3x+4と7xが同じ値になるxを求めなさい」
という意味です。
実際に解いてみると、
3x+4=7x
4=7x-3x
4=4x
x=1
となります。
x=1を代入すると、
3×1+4=7
7×1=7
となり、両方とも7になります。
つまり、
3x+4=7xは、x=1のときだけ成り立つ
ということです。
まとめ
3x+4が7xにならない理由は、
3xと4が同じ種類ではないから
です。
文字式では、
同じ文字がついている項だけをまとめる
というルールがあります。
3x+4x=7x
3x+4はまとめられない
3x+4=7xという方程式は、x=1のときだけ成り立つ
文字式を計算するときは、数字だけを見るのではなく、文字の部分にも注目してみましょう。
「同じ種類のものだけをまとめる」と覚えておけば、文字式の計算はぐっと分かりやすくなります。




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