明光学園の大きな変化

お世話になっております。
大牟田市にある明光学園中学校・高等学校が、2027年度から大きく変わることは周知のことかと思います。
正直、毎年のように特待生や準特待生が当教室から出ていましたので、これまでの明光が一旦の終了を思うと、少し寂しくなりますが、これからを期待です。
明光学園は2027年度から男女共学となり、校名も
「国際医療福祉大学附属明光中学校・高等学校」
へ変更される予定です。
ただ、今回の変更は、
「女子校だった明光に男子も入れるようになる」
というだけではありません。
大牟田地区の高校選びにも、少なからず影響が出てきそうな変更です。
一番大きいのは「大学附属校」になること
個人的には、共学化以上に注目しているのが、
国際医療福祉大学の附属校になること
です。
国際医療福祉大学には、医学部をはじめ、薬学、看護、理学療法、作業療法、言語聴覚、医学検査、放射線、福祉、心理など、医療・福祉系のさまざまな分野があります。
その大学の附属中学校・高等学校になるわけです。
現在発表されている内容では、国際医療福祉大学などグループ校への特別推薦枠も予定されています。
まだ推薦条件などの詳細はこれからですが、
「将来看護師になりたい」「薬剤師を目指したい」「理学療法士に興味がある」「医療や福祉の仕事をしたい」
という生徒にとっては、かなり気になる学校になると思います。
これまで大牟田周辺で医療系への進学を考える場合、
高校を選ぶ↓大学受験をする↓医療系大学へ進学する
という流れが基本でした。
そこに、
「医療系大学の附属高校から進学する」
という新しい選択肢が加わることになります。
男子にとっては、単純に高校の選択肢が一つ増えます
これまで明光学園は女子校でしたので、男子生徒については高校選びの候補に入ること自体がありませんでした。
2027年度入試からは、男子も受験できるようになります。
大牟田地区では、
大牟田高校誠修高校柳川高校
などを比較して私立高校を決める男子生徒も多いのですが、ここに新しく明光が加わります。
特に、
大学進学を考えている男子生徒
にとっては、比較しておきたい学校の一つになる可能性があります。
高校のコースも変わります
現在の明光学園高校には、
特進コース進学コース音楽コース美術コース
があります。
2027年度からは、これを再編して、
AcademicコースCoreコースCreative Artsコース
という3コースになる予定です。
Academicコースは難関大学や医学部などへの進学を意識したコース。
Coreコースは国公立大学や私立大学など、幅広い進路を目指すコース。
Creative Artsコースは、これまでの音楽・美術の特色を生かしたコースです。
このあたりを見ると、学校としても今後は、
「大学進学をより強く意識した学校」
にしていこうとしていることが分かります。
中学校も先取り学習を強化
中学校についても、英語や数学を中心に習熟度別授業を取り入れ、中学2年生から先取り学習を行うコースも予定されています。
中高一貫校の大きなメリットは、
高校受験がないこと
です。
高校受験のための勉強に時間を使わなくてよい分、中学生のうちから高校内容へ進み、大学受験の準備を早く始めることができます。
このメリットを今まで以上に生かしていこう、という学校づくりになるようです。
ただし、2027年度は「初年度」です
ここは高校選びをするうえで、少し注意しておきたいところです。
2027年度は、
男女共学化大学附属校化コース再編募集人数の変更
などが一気に行われる最初の年です。
ですから、これまでの明光学園の入試データをそのまま使って、
「このくらいの成績なら合格できる」
と判断するのは、少し難しくなると思います。
男子がどのくらい受験するのか。
Academicコースにどのくらいの学力層が集まるのか。
専願と併願の合格ラインはどうなるのか。
特待制度はどうなるのか。
このあたりは、2027年度入試の募集要項が出てからしっかり確認する必要があります。
「附属だから安心」と決めるのも少し早い
もう一つ、保護者の皆さまには確認しておいてほしいことがあります。
それは、
「大学附属になったから、そのまま希望する学部へ行ける」
とは限らないということです。
大学への推薦制度には通常、
評定出席状況校内選考学部ごとの人数
など、さまざまな条件があります。
特に医学・薬学・看護など人気の高い学部について、どのような推薦制度になるのかは重要です。
学校説明会などでは、
「国際医療福祉大学への推薦枠がありますか?」
だけではなく、
「どの学部に、何人くらい、どのような条件で推薦されるのか」
まで確認した方がいいでしょう。
大牟田地区の高校選びは少し変わりそうです
今回の明光学園の変更は、かなり大きいと思っています。
これまで明光学園を考えていなかった男子生徒も対象になりますし、医療系への進学を考えている生徒にとっては、新しい進路の一つになるかもしれません。
一方で、
新しい学校だから良い
というわけでも、
大学附属だから安心
というわけでもありません。
高校生活は3年間あります。
授業の進度、学校の雰囲気、部活動、通学時間、大学進学への対応なども含めて、
「その子に合っている学校なのか」
を考えることが何より大切です。
2027年度の明光学園については、今後、入試制度や特待制度、学費、大学への推薦条件など、さらに具体的な情報が出てくると思います。
そのあたりが分かり次第、また高校入試を考える保護者の皆さまに分かりやすく整理してお伝えしていきたいと思います。
ちなみに!私たち学習塾向けの説明会の時に、学食の試食をさせていただきましたが、「体に優しい味」という表現がぴったりとはまる、いい感じの美味しさでした!




コメント